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現役時代、GIIでは圧倒的な強さを見せたルーラーシップ。しかしGIとなると出遅れ癖や反応の遅さが仇となり惜敗ばかりでした。

5歳時に香港でのGI、Qエリザベス2世Cを勝ってなんとかGI馬の仲間入りした形。

そんな父キングカメハメハ×母エアグルーヴという超良血馬の産駒の特徴を見ていきたいと思います。

 

 

産駒の配合ポイント

ルーラーシップ自身は父キングカメハメハに母エアグルーヴという超良血。

しかもサンデーサイレンスの血を持たないため種牡馬としての価値は非常に高いです。

 

サンデーサイレンス系の牝馬と交配すると、それだけでドゥラメンテに近い血統構成の馬が誕生するという種牡馬。

怪物級の馬が産まれる可能性を秘めた種牡馬であるのです。

※ドゥラメンテは、父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスで母母エアグルーヴ

 

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一般的な産駒の特徴

特徴をひとことで表すと

ルーラーシップ産駒を簡単に表すと

スタミナ豊富だがエンジンのかかりが遅く、瞬発力よりパワー勝負が得意

この特徴を頭に入れておくと良いでしょう。

 

 

距離適性

牡馬・牝馬ともに1800~2400mがベスト。

 

ルーラーシップ産駒の持ち味といえばスタミナ

これはルーラーシップ自身が母父にトニービンを持っているのが効いていると考えられます。

サンデーサイレンスにトニービンを掛け合わせたのがハーツクライなら、キングカメハメハにトニービンを掛け合わせたのがルーラーシップ。

このため中距離から長距離のレースを得意とします。

ただハーツクライ産駒に比べるとスタミナ面では劣り、その分スピードに振られています。

 

一方、マイル以下の距離はかなり苦手。特に1400m以下では人気でも信頼しないほうが賢明です。

 

 

成長時期

まだ新しい種牡馬で先のことはまだわかりませんが、初年度産駒を見る限り

3歳夏から4歳1月あたりで成長を見せる馬が多いです。

3歳春あたりまではちぐはぐな馬でも、3歳夏以降勝ち上がり出す馬が多いのでそこが馬券的な狙い目。

 

 

馬場適性

パワー型の種牡馬だけあって重馬場のほうが得意なイメージはありますが、実際はそうでもなく、良馬場のほうが比較的合うようです。

 

 

競馬場別成績

エンジンのかかりが遅い産駒が多いため直線の長いコースのほうが得意。

東京・新潟外回りコースは相性抜群。直線が長い上に左回りでトニービンの良さが存分に引き出されます。

また、京都コースも直線が長いため得意としています。

 

一方で、小回りコースは基本的に苦手。

特にローカル小回りの小倉福島競馬場では得意のスタミナやパワーも生かしづらく成績はかなり悪くなっています。

 

 

得意コース

中山芝2200m

起伏の激しい中山2200mは、距離以上にスタミナを要し、さらにパワーも必要となるコース。

ルーラーシップ産駒の長所が最大限に生きるコースです。

ステイゴールド産駒の庭ともいえるこのコースですが、今後ルーラーシップ産駒が取って代わる可能性は高いでしょう。

 

東京芝2400m

先にも述べたように東京競馬場との相性の良いルーラーシップ産駒ですが、中でもそれなりにスタミナを要する東京2400mは大得意。

スタミナ必要エンジンのかかりの遅さを補える長い直線 でちょうどマッチするのでしょう。

 

 

激走条件

阪神、中山→東京コース変わり

前走阪神または中山コース出走からの、今回東京コース出走となったときは非常に好走率が高く、狙い目です。

トニービンの血を含んでいるだけあって左回りがベターという産駒が多いのがその理由でしょう。

阪神→東京変わりのオークスでリリーノーブルがラッキーライラックに先着したのは象徴的なシーン。東京2400mということもお忘れなく。

 

日本人騎手→外国人騎手替わり

ルーラーシップ産駒の特徴のひとつは先にも述べたとおりエンジンのかかりが遅いこと。

エンジンのかかりが遅いということは、騎手としては馬を最高スピードに速く乗せるための強引さが必要だということです。

そういった点では日本人騎手より外国人騎手に分があります。

実際、日本人騎手から外国人騎手への乗り替わりレースでの好走率は非常に高く、絶好の狙い目となります。

ダンビュライトがAJCCでデムーロ騎手に乗り替わり、それまで善戦止まりだった重賞であっさり初勝利を挙げたのは記憶に新しいところ。

 

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