オジュウチョウサンの平地出走が話題を呼んでいますね。
障害レース9連勝の馬の平地挑戦は私も気になっていて、どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。
福島芝2600mに出走予定ということですが、血統的には走れるはずで、兄のケイアイチョウサンは福島芝コースを得意としていましたし、弟のコウキチョウサンも福島2600mで実績があります。
勝って湧かせてくれることを期待しています。
七夕賞については、今回は人気の各馬について見ていこうと思います。
出走各馬の評価
キンショーユキヒメ
前走マーメイドSはハンデの影響もあってか7着。人気からすればもう少しがんばってほしかった印象。
このあたりは使い続けられてきたのが響いた可能性はあります。
そのため今回のレースも前走からの上がり目はもうなく、むしろ状態を下げての出走になるのではないかと思います。
それでいて54㎏の斤量で牡馬相手というのは厳しいように思います。
プラチナムバレット
京都新聞杯を制してから故障の影響があってか古馬になってからは調子が良くなく、まるで成長していない印象。
古馬になってからの3戦は最終追い切りが販路調教なのに対し、今回は京都新聞杯のときと同じCW。
これでどれだけ変われるかがポイントとなりそうです。
ただ、斤量57㎏というのは現状からするとしんどそうで、輸送も不安材料です。
マイネルサージュ
2000mより長い距離で走ってきた本馬なら、2000mという距離以上にスタミナが要求される福島でも心配はなさそう。
前走は同コースで勝っており、相手関係もなかなかのものだったように思います。
その点は素直に評価したい一方で、気になるのは馬場状態。
前走と異なる前有利の馬場で差し届かないという可能性は考えておいたほうが良いでしょう。
レイホーロマンス
人気薄で2戦連続で穴をあけてから一転、ここ2走は人気を裏切っています。
軽斤量のハンデでつい買いたくなる馬ですが、やはり実力的には少し足りないのかもしれません。
また、昨年秋から休まず出走していることも敗戦につながっているのかもしれません。
今回は牡馬相手でさらに厳しい戦いを強いられそう。
福島芝2000mはテンが速くなりやすく、ハービンジャー産駒にとってそうした展開になるのはあまり歓迎ではないように思います。
脚質的にも後方からでは苦しそうです。
ワンブレスアウェイ
この馬は、スタートを切れるかどうかが勝負の馬で毎レース自分自身との闘いになります。
その闘いに勝ちさえすれば好走できる馬で、それができたのが前走マーメイドS。
やはり能力があるところをみせてくれました。
今回は牡馬相手で初の福島2000mですが、ステイゴールド産駒ならこのコースは合うはずで、今回もスタートがどうかにつきるのではないかと思います。
そこさえ乗り越えられれば好走の可能性は高いと思います。