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ハンデ重賞らしく荒れやすい函館記念。今年も難解な一戦になりそうです。

洋芝の2000mで行われるだけあってGIが行われるコースとは全く異なる血統が鍵を握りそうです。

 

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ポイント

札幌競馬場と函館競馬場はともに洋芝が使われており、他の競馬場よりパワーやスタミナが要ることは有名です。

また、函館競馬場は札幌競馬場に比べて起伏が激しいうえにコーナーもきつく、さらに水はけも悪いコースになっています。

つまり函館の芝コースは相当なスタミナとパワーが必要になります。

そうなるとやはり生きるのは、サンデーサイレンス系の血ではなく欧州色の強い血です。

実際、当レースの過去の好走馬をみるとロベルト系を筆頭に、ニジンスキーノーザンテーストなど欧州系の血を濃く持つ馬が好走しています。

今年も日曜日は雨予報で、馬場も重くなりそう。よりいっそうこれらの血統が重要になってくるような気がします。

 

 

出走各馬の評価

ブラックバゴ

父のバゴは重厚な血であるブラッシンググルーム系で、さらに母父のステイゴールドもサンデー系の中ではパワーやスタミナの要る馬場が得意な種牡馬。

また、ニジンスキーの血も持っているのもプラスです。

この馬にとって2000mはベストの距離で洋芝も得意そう。

不安なのはやはり鼻出血による休養明けである点。無理はしてこないように思います。

そして、脚質も不安要素。追い込み脚質でこの最内枠は小回りコースにおいてかなりハンデを背負いそうです。

 

サクラアンプルール

メンバー中屈指の実績を持つ本馬。去年の有馬記念も不利さえなければ馬券内級の走りをしていました。

急坂のある中山コースを得意としており、札幌記念でも勝っているようにパワーのいるコースでこその馬でこの舞台も合いそう。

しかし、おそらく狙いは次走札幌記念。休み明けの一戦となる今回は叩き台としか考えていないように思います。

それでいて斤量も去年より1.5㎏重い57.5㎏。あまり期待はできなさそうです。 

 

スズカデヴィアス

この馬も実績面においてはメンバー上位ですが、父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスという配合は函館コース向きではなさそうです。

戦績を見ても新潟、小倉、東京、京都コースで結果を出しているとおり、軽い芝で直線で坂のないコースのほうが得意な馬です。

近走の成績から人気になると思いますが、配当妙味は薄いでしょう。

 

エアアンセム

父がロベルト系シンボリクリスエスで母父にノーザンテーストを持っており注目の1頭。

小回りコースハイペースからミドルペースのレースを得意としており、今回は合いそう。

前走エプソムCは負けましたが、本来はもう少し前に行きたかったところ。この馬の適性とずれる広い東京コースだったのも敗因のひとつでしょう。

今回はそこからの巻き返しが期待できると思います。

 

トリコロールブルー

上り1位や2位をほとんどのレースで記録していますが、その上りは34秒台や35秒台のほうが多くどちらかというとパワーでねじ伏せるタイプの馬。

その点ではこのレース向きにも見えますが、連対したレースはすべてスローペースのレースです。函館記念はハイペースよりのミドルペースになりやすいため、その点が懸念材料でしょう。

また、能力は高そうですが実は重賞では連対したことがなく、弱い相手だと能力を発揮しますが強い相手になると能力を発揮できない、そんなタイプの馬なのかもしれません。

 

カレンラストショー

血統の観点から注目したいのはこの馬。

ロベルトの3×4のクロスに、母父はニジンスキーをもつダンスインザダーク。

栗東所属の馬が新潟や東京でレースを重ねているというのはやはり左回りが得意なのでしょう。

それでも右回りが絶望的にダメというわけでもなく洋芝のこの舞台で覚醒する可能性は秘めていると思います。

先行できるというのもかなり強みになるでしょう。

 

マイネルハニー

今回はこの馬にとってチャンスが来たと言えるかと思います。

母父はロベルト系で、ノーザンダンサーのクロスももつ本馬。その時点でも函館記念向きといますが、さらに父はマツリダゴッホ

マツリダゴッホは現役時代、中山の2200mや2500mといったスタミナを必要とする小回りのコースを得意としていました。

そういった意味では函館2000mは合うのではないかと思います。

また、前哨戦の一つである巴賞からは中1週での参戦となりますが、夏の暑い時期での中1週というのはやはりきついのか、巴賞で好走した馬より凡走した馬のほうが期待値が高いのも函館記念の特徴。

そういった意味で、巴賞で8着に敗れた本馬にとって良い叩き台になったと判断できるのではないかと思います。

エテルナミノル

この馬は少頭数外枠に入ったときがねらい目。エンパイアメーカー産駒というのはそういった揉まれない競馬ができたときに一変する馬が多いのが特徴。

今回は大外枠に近い14番ゲートでの出走。近走なかなかそういった枠に入れませんでしたが今回はついにベストポジションをとれた形になります。

人気はないと思いますが、個人的には激走の可能性に期待している馬の1頭です。

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